温泉、これだけは注意して!
こんなときには要注意!
自分の体の状態を考えて、入浴のルールを守りましょう。
■お酒を飲んだあと
血圧が急に変わることにより、脳貧血の危険もあります。
■ごはんを食べた直後
血液が皮膚に行きわたり、消化・吸収の働きが悪くなります。食後は30分~1時間の休憩をとってから入浴を。
■スポーツをした直後
筋肉の疲れがとれにくく、心臓への負担も倍増します。スポーツ後は最低でも30分の休憩をとってから入浴を。
■風邪をひいたとき
体調が良くないときに熱い湯に浸かるのは厳禁です。熱の無いときならぬるま湯にゆっくり浸かり、湯冷めをしないように。
■熱い湯にはいるとき
高齢の方や、高血圧症、動脈硬化症、心臓病、呼吸器病の方は42℃以上の高温湯を避けましょう。
温泉の禁忌症
病気など体が弱っているときには、温泉の薬効成分が逆効果になることがあります。
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次の症状に当てはまる方は温泉入浴を控えましょう
・関節リウマチの病状進行期
・風邪など、あらゆる急性疾患(熱のあるとき)
・がん、白血病、肉腫
・急性伝染病
・高血圧、動脈硬化の重症なもの
・糖尿病の重症なもの
・心臓病、腎臓病の重症なもの
・発病後間もない脳卒中、胃・十二指腸潰瘍
・大血管の動脈瘤
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次の方は、硫黄泉は控えましょう
・高齢の方、乾燥肌の方、皮膚粘膜の過敏な方(特に光線過敏症)
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次の温泉の場合、症状に当てはまる方は飲泉を控えましょう
・硫黄泉、単純二酸化炭素泉…下痢をしているとき
・塩化物泉、重曹泉、芒硝泉…腎臓病、高血圧症、むくみのあるとき
・ヨウ素を含む温泉…甲状腺機能亢進症のとき