新着研究情報

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12/05/15 共同研究:温熱暴露が生体リズムに与える影響  -ぐっすりと質の良い眠りを得るために

当研究所は「入浴のもらたす温熱効果と睡眠の関係に着目し、米国スタンフォード大学医学部睡眠・生体リズム研究所(西野精治教授)と共同で、「温熱効果のもたらす体温変化と睡眠との関連」を検討するラットを使った基礎実験を実施している。
予備的な実験では、38℃15分間の加温で、睡眠量が増加傾向にあるデータを得ており、引き続き、入眠の指標となる「末梢体温と深部体温の差」、熟眠の指標となる「脳波のδ波成分量」等に着目してサンプル数を増やすとともに、温熱条件・加温時間に配慮して、温熱と生体リズムの関連を明らかにしていきたいと考えている。